うそみたいでほんとの二重人格の話

おれは二重人格ではないかと思う

 

昔、初めて会った女とホテルでSEXした後

なぜ俺にこんな早く惚れたのか,抱かれたのか聞いてみたことがある。

(もちろんSEXが目的の女もいたが)

「じっと、目を見て話してくれるから」

という女が結構いたことを覚えている

 

俺は相手の目を見て話すのが苦手だ、

特に女の

小学校時代にさかのぼる

低学年のころはどちらかといえばもてる方だった

彼女のいたし、チューもした

しかし、高学年になり女子と男子の間が険悪になると

そのまま男子中。高へ

日常生活で女性と話すことはおかん以外ほとんどなくなってしまった

(姉ともこのころ喧嘩して話すことはなかった)

「やっと目を見て話してくれた」

大学や会社の女性によく言われたものだ

 

では、なぜ一方では目をじっと見て、片方では伏見がちになるのか

これは大学時代始めたディスコのバイトに原因があると思う

カウンターで働いてた俺は必ず女性の正面に立つ

「いらっしゃいませ、お飲み物はなにになさいます」

目を見てはきはき。

さらに先輩からは惚れられて自分目当てに来て貰うために

微笑みながら、少し媚びを売る感じでと言われていた

俺はそんなことができる男ではなかった

だからバイトの時はスイッチを切り替えた

スイッチを切り替えれば女性の目を見て話すことはおろか

歯の浮くようなセリフもはけた

これが根底にあるのだろう

 

バイトを辞めても、ケースバイケースで使い分けた

相手を女と意識しているとこはオンに

相手が女と呼べないメスのときはオフに

という風にだ

しかし、困ったことがある

スチエーション的に相手をメスと見なければいけないのに

魅力的で女を感じてしまう時

そうゆう時、情緒不安定になり必要以上に冷たく当たったりした

 

やはりおれはどこか二重人格なのではないだろうか